『猫の恩返し』で欠かせないキャラクターとして、猫男爵のバロンがいます。

 

猫の事務所をもち、太った猫のムタとカラスのトトの仲間と共に、ハルを助けることになりますが、そのバロンの詳細について触れていきたいと思います。

バロンの名前について

名言1

 

初めてハルがバロンと出会うときからずっと、スーツに蝶ネクタイ、シルクハット、そして杖を持ちますが、身なりはまさに英国紳士となります。

 

これはシルクハットがイギリス発祥であり、かつその紳士的な素振りが、ムタのいうキザっぽさも含めて、英国紳士風に見えるでしょう。

 

ただしバロンの本名となる、フンベルト・フォン・ジッキンゲンという名前を持ちますが、この名前にちょっとした疑惑があります。

 

この名前ですが、ドイツ貴族がよくつけるものになっているようです。

 

フンベルトがファーストネーム(名前)、フォンがミドルネーム、ジッキンゲンがラストネーム(名字)になりますが、歴史上のドイツの貴族となる人物で非常に近い名前を持つ人物がいます。

 

1481~1523まで生きたフランツ・フォン・ジッキンゲンというドイツ騎士で、バロンの本名と非常に近い印象です。

 

なので、その点からすと、完全に英国紳士とは言いにくいかもしれませんが、それでも本編視聴すれば、間違いなく正真正銘の紳士となりましょう。

 

ちなみにハルが呼ぶバロンという名前ですが、男爵(Baron)という爵位を英語で表した名称となります。

 

爵位には、公・侯・伯・子・男の5つの爵位があり、男爵はその中でも最も地位が低いものになりますが、それでも国王から直接に封土を受ける臣下となることから、一般に比べて非常に名誉なことと思われます。

 

さて、海外の名前は日本人にはなじみがないので、ハルのようにバロンというのもまたアリかと思います。

 

会社人だと、役職付きの人を呼ぶとき、OOさんではなく課長や次長などと呼ぶのと同じか、近いケースでしょう。

 

バロンそのもの?人形について

バロン

 

さて物語上でハルがバロンと出会う直前まで、バロンは人形のままでした。

 

しかしながら、このバロンは想いが込められて作られた結果、ものに命が宿ることにあり、猫の事務所として、ハルを助けることになります。

 

さて、このバロンの人形に命を吹き込んだ人物ですが、これは他作品のキャラクターが関わってきます。

 

バロン

 

それは、ジブリの『耳をすませば』の月島雫になります。

 

この月島雫が強く思い描いた物語があったからこそ、このバロンが生まれるに至ります。

 

作品群を飛び越えて、『猫の恩返し』の主要キャラクターとして出てくるのは、さすがジブリというところでしょうか。

 

さてこのバロンですが、動かない人形verになりますが、実際に販売されています。

 


for amazon

 

実際かなり精巧につくられていて、原作再現はしっかりされているでしょう。

 

上位の以外にも人形がいろいろ用意されているようで、そうしたものを鑑賞するのも『猫の恩返し』を堪能する分には、楽しいかと思います。