アニメ映画で期待の新作となる『この世界の片隅に』がありますが、その原作となっている漫画について取り扱います。

 

2009年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した作品で、漫画もとにかく面白そうな出来栄えでしょう。

原作となる漫画とあらすじについて。

この世界の片隅に

 

『この世界の片隅に』は、こうの史代先生の手掛ける漫画となりますが、双葉社で2007年1月23日号 – 2009年1月20日まで連載されることになります。

 

漫画は、上、中、下の3巻で完結、販売されています。

 





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この漫画ですが、絵のタッチがそのまま映画のそれになっていることから、映画開始前の予習もしくはその後に再び漫画を読んでみるのもいいかと思います。

 

客観的に見ると、若干クセがあるものの、むしろそれが訴求力にもなり得ることからも、一度チャレンジしてみることをおすすめします。

 

さて本作のあらすじですが、第二次世界大戦における広島を描きます。

 

ご存知の通り、終戦末期には、アメリカによる核攻撃を受けることになり、本作もその点も含めて物語を構成しています。

 

1944年(昭和19年)、絵が得意な少女浦野すずは広島市江波から呉の北條周作のもとに嫁ぐ。戦争で物資が不足する中、すずは不器用ながらも懸命にささやかな暮らしを守るが、軍港の呉はたびたび空襲を受けるようになり、1945年(昭和20年)6月、すずも爆風で右手首から先を失う。

見舞いにきた妹のすみからお祭りの日に帰ってくるよう誘われるが、その当日8月6日、呉では閃光と轟音が響き、広島方面からあがる巨大な雲を見る。8月15日、ラジオで終戦の詔勅を聞いたすずは、今まで信じていた日常を裏切られたくやしさで泣き崩れる。翌年1月、すずはようやく広島市内に入り、祖母の家に身を寄せていたすみと再会。

両親は亡くなり、すみには原爆症の症状が出ていた。廃墟となった市内で、すずはこの世界の片隅で自分を見つけてくれた周作に感謝しながら、戦災孤児の少女を連れて呉の北條家に戻るのだった。

 

あらすじとしては、かなり重いと言わざるを得ませんが、見ごたえはあろうかと思います。

 

現実では、アメリカのオバマ大統領が初めて、現職で広島の地を訪れ、スピーチを行ったことは記憶に新しいでしょう。

 

戦争における問題は、日米で既に解決済みであることは言わずもがなですが、アメリカ国内の軍関係者の影響がありながらも、オバマ氏が来日したことは歴史的に大きな価値がありましょう。

 

さて話を元に戻して、『この世界の片隅に』は、主人公のすずが戦争下にありながらも、懸命に生きる様が描かれており、日本人全般にとって見てほしいものになっているはずです。

 

映画でなくとも、今後レンタルも行われるでしょうし、機会を見つけて視聴するといいのではないでしょうか。