2015年に映画として公開された『HERO』があります。

 

解散することとなったSMAPの木村拓哉さんが主演となる作品で、治外法権が設定されている大使館とのバトルもあり、映画らしいものに仕上がっているでしょう。

 

さて本編に登場したネウストリア公国がありますが、これは本当に架空の国なのかについてです。

 

ヨーロッパの歴史的な地理に詳しい方であれば、ご存知かもしれませんが、世界史的に存在していた国になります。

ネウストリア公国の場所はどこ?歴史を振り返って。

 

ネウストリア公国ですが、ヨーロッパに位置する国の一つで、6~10世紀にわたって存在した国になります。

 

以下地図をご覧いただければと思いますが、フランスの西部地方に位置していた国となります。

 

ネウストリア公国

 

大きな世界地図をご覧いただけるとわかりますが、現フランスのブルターニュ地方を除いた北西部の一角を成していたことがわかります。

 

世界地図

 

当時のフランスでは、メロヴィング朝、カロリング朝の時代で、イスラム圏での宗教争いや東ローマ帝国との勢力争いがあった背景があります。

 

ネウストリア公国については、『HERO』で、「ネウストリア人は1日7本ソーセージを食べる」とありましたが、そちらについては本当かどうかはわかりませんでした。

 

フランスの隣国、ドイツの関係もありますので、ソーセージ、ウインナーをよく食べるというのはあり得るかもしれまんが、7本も食べると過食過ぎるような気がしますが、果たしてどうなんでしょうか。

 

ともあれ、ネウストリア公国自体は、確かに存在していたことは間違いありません。

 

興味のある方は、専門的な文献を参考にされるとよろしいかと思います。

 

ネウストリア公国の大使館があった場所、ロケ地について。

HERO

 

『HERO』で登場したネウストリア公国の大使館ですが、一体制作側はどのような場所を採用したのでしょうか。

 

実は、兵庫県神戸市中央区にある兵庫県公館をロケ地として採用しています。

 

兵庫県公館は、迎賓館および県政資料館として県が活用している場所になりますが、『HERO』の映画放映後は、観光スポットとしても機能しているようです。

 

以下実物の画像ですが、ルネサンス様式の建物となっていて、ヨーロッパを想起させる作りとなっています。

 

兵庫県公館

 

住所は、兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目4番1号で、神戸市の中でも繁華街に近い場所にあることから、兵庫に訪れた際に立ち寄るといいでしょう。

 

ネウストリア公国の国民的なスポーツ、ペタンクについて。

ペタンク

 

ネウストリア公国の国民に親しまれているスポーツに、『HERO』曰く、ペタンクがあるとされていますが、これは実際に存在するものになります。

 

フランス発祥のスポーツで、「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」を語源にとり、砲丸投げとカーリングを合わせたような競技となります。

 

ペタンク競技とは・・・

テラン(コート)上に描いたサークルを基点として木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競う

 

正式にペタンクが競技になったのは、1907年で20世紀に入ってからとなります。

 

『HERO』では、3対3でのチームでの試合が繰り広げられていましたが、シングルスやダブルスもあったりと汎用性がある競技になります。

 

現在もこの競技が伝統として引き継がれ、ペタンクジャパンのサイトを運営する日本ペタンク・ブール連盟があったりしますので、フランス好きな方はプレイしてみてもいいのかもしれませんね。