ジブリ映画となる風立ちぬは、堀辰雄先生の原作小説が基となっている作品です。

 

後年になり宮崎駿監督が、堀辰雄先生はじめ、堀越二郎さんに敬意をこめて、

制作された映画となっています。

堀辰雄の小説「風立ちぬ」について。

 

ジブリ映画も基となる堀辰雄先生の原作小説となる風立ちぬについてです。

 

本小説ですが、1936年から1937年に刊行されたものとなります。

 

出版社は角川文庫より、文庫の値段が390円、またkindleであれば

値段が多少お安く、361円で入手可能となっています。

for amazon
 

本作品だと、学生の方で読書感想文の図書にもされるほどのものとなっていて、

本文をご覧の方にもおすすめしたい書籍の一つでしょう。

 

ページ数も233ページほどと、一般書籍と比べてそこまで

長編ということでもないことから、読書が苦手という方でも大丈夫でしょう。

 

堀辰雄の詳しい紹介、解説について。

 

風立ちぬを執筆された堀辰雄先生ですが、

一体どんな方なのでしょうか。

 

堀辰雄先生の生年月日は1904年12月18日生まれで、

没年齢は、1953年5月28日での48歳となっています。

 

出身は東京で、旧帝国大学の一つ、

東京帝国大学国文科卒業というほどの秀才になります。

 

晩年には肺結核を患われ、軽井沢での闘病生活の末、

亡くなったとされています。

 

堀辰雄先生の出生となる1904年の前後に起きた事件といえば、

1894年~1895年に起きた日清戦争

1904年~1905年にの日露戦争といった、

大きな事件、戦争が発生した頃となっています。

 

代表作として本作品以外には、

「聖家族」(1930年)

「美しい村」(1933年)

「かげろふの日記」(1937年)

「菜穂子」(1941年)

といったものが挙げられます。

 

「菜穂子」という作品ですが、堀辰雄先生の最後の長編小説となり、

「風立ちぬ」に並ぶ名作とされているようです。

 

堀辰雄先生が生きた時代では、第一次世界大戦(1914~18)及び

第二次世界大戦・太平洋戦争(1939~45)、そして朝鮮戦争(1950~53)を

それぞれ経験された方となっています。

 

堀越二郎の詳しい紹介、解説について。

https://twitter.com/Aki_Abmb_/status/668298070363254784

 

さて堀越二郎さんですが、この方は第二次世界大戦において、

かの有名なゼロ戦を開発された航空技師になります。

 

生年月日は1903年6月22日生まれ

1982年1月11日に満78歳という年齢で亡くなったこととなります。

 

東京帝国大学(東京大学)工学部航空学科を主席で卒業された方で、

三菱内燃機製造(三菱重工)へ入社し、

ヨーロッパやアメリカへ学識派遣した経緯があります。

 

堀越二郎さんのゼロ戦開発ですが、海軍による要請で高い性能を求められすぎ、

格闘性能、航続力、速度の内で優先すべきものを1つ挙げてほしい

という言葉を残しているとされています。

 

上層部の意見では、

どれも基準を満たしてもらわなければ困るが、あえて挙げるなら格闘性能、そのための他の若干の犠牲は仕方ない

というものや

攻撃機隊援護のため航続力と敵を逃がさない速力の2つを重視し、格闘性能は搭乗員の腕で補う

といった意見があったものの、堀越二郎さんはその両者を叶えるよう尽力したようです。

 

ただゼロ戦開発ですが、途中から堀越二郎さんの手から外れてしまい、

また後継機となる雷電、烈風といった機体設計開発も他の科へ移ったようです。

 

ともあれ、基本設計において堀越二郎さんの力がなければ成り立たなかった名機ですね。

 

あまり有名なゼロ戦開発に携わったことから、堀越二郎さんの死去を、

ニューヨーク・タイムズなどで世界的に報じられることとなりました。

 

https://twitter.com/Aki_Abmb_/status/668298369664552960

宮崎駿監督による、堀辰雄と堀越二郎の組み合わせ。

 

宮崎駿監督のジブリ映画の風立ちぬですが、

堀達郎先生の風立ちぬの世界観に、

堀越二郎さんを投入することで生まれた作品になります。

 

小説のあらすじですが、

美しい自然に囲まれた高原の風景の中で、重い病に冒されている婚約者に付き添う「私」が、やがてくる愛する者の死を覚悟し見つめながら、2人の限られた日々を「生」を強く意識して共に生きる物語。

wikiより

 

となっており、重い病となる結核を患うなかでの闘病生活にまつわる話になります。

 

そしてジブリ映画の風立ちぬでは、小説版の主人公となる「わたし」を

堀越二郎さんがつとめ、イタリア人の飛行機開発者のカプローニさんに学び、

美しい飛行機を開発するという物語となります。

 

ただその時代は、第二次世界大戦という渦中で、

美しい飛行機は作れなかったという悲劇もありましょう。

 

戦争用の飛行機でしか、事実上開発ができなかったけれども、

かの有名なゼロ戦雷電烈風といった機体の設計は、

まさに今でも名の知られる名機となりましょう。

 

 

この堀達郎先生と堀越二郎さんの物語を踏襲して、

宮崎駿監督の風立ちぬをご覧いただけると、

楽しく視聴できるのではないでしょうか。

 

最後に以下のものが、本作品のPVとなっています。

 

名曲「ひこうき雲」を聴きながら、本編のあらすじ含めて、

確認することができますので、是非ともどうぞ。