金融取引を物語の軸に添える、マネーショート・華麗なる大逆転の

あらすじ&ネタバレ及びその評価について紹介していきたいと思います。

 

本作は現実にあったサブプライムローンによるバブルで

ひと儲けしようという話になりますが、果たしてどんな仕上がりになっているでしょうか。

マネー・ショートにおける、サブプライムローンとは。

 

映画マネー・ショートですが、アメリカの住宅ローン、

サブプライムローン問題を端に発したバブル崩壊をテーマに扱います。

 

まずサブプライムローンですが、英語のsubprimeで、

prime(一番目の)の次、下(sub)となる、

信用力のあまりない人を対象にした住宅ローンを指す言葉です。

 

よって、銀行の貸し倒れリスクがあるものの、

その分金利が通常のものよりも高い性質を持ちます。

 

リスク分散のために、金融商品にして全世界に販売したことが、

世界中で大騒動に発展した原因になります。

 

本作の主人公らはその真実にいち早く気づき、

それを利用して利益を出そうというのが狙いです。

 

マネー・ショートのあらすじ&ネタバレ。

 

主人公らは、サブプライムローンの危うさに気づき、

それを利用して利益を出そうと試みるというのが大まかなあらすじです。

 

実際にはCDS(クレジットデフォルトスワップ)という金融商品を買うことになります。

 

CDSとは、デリバティブ取引の一つですが、

国や企業の信用リスクを一定の金銭で補償するというものです。

 

わかりやすく言えば、信用取引での株の空売りに相当するものです。

 

その他にも現物売りに対する先物買い、その逆というのも一種のリスク回避方法ですね。

 

ただこのCDSを買ったはいいものの、

サブプライムローンが崩壊するばかりか、一向にその気配を見せる様子がありません。

 

明らかにサブプライムローン自体に瑕疵があるにもかかわらずです。

 

その理由としては、一般レベルでサブプライムローンの危うさが周知されていないため

そういうことが起きてしまうことになります。

 

物語終盤で含み損が増え続けもうだめかというその時に、

現実通りサブプライムローンバブルが崩壊するわけですが、

なかなかそう易々と金融取引で勝つことができないということになりますね。

 

本作のタイトルのように華麗なる大逆転とはならないことから、

一種の(サブ)タイトル詐欺のような感じでしょう。

 

マネー・ショートの評価について。

 

マネー・ショートの評価についてですが、

難しい金融取引をテーマにしている作品ですので、

ある程度人を選ぶ作品ではないかと思います。

 

ブラットピットなど著名な俳優が出てきていいなとは思いますが、

CDSをはじめ、CDOといった金融の専門用語は事前学習が必要ではないでしょうか。

 

それを知らないままで映画を視聴してしまうと、

途中から話がわからなくなってくることでしょう。

 

映画が公開されて、評判となる作品ですが、

一般の人にとり、どこまで話の内容をしっかり理解できているかと

ちょっと不思議に感じるところでもあります。

 

ただ事前学習を済ませれば面白い話ですし、

現実にマーケット参加者であれば、十分映画を楽しめるでしょう。