東野圭吾先生の作品である、疾風ロンドですが、

白銀ジャックの出版した3年後に刊行されたものとなります。

 

疾風ロンドでは、白銀ジャックの主要な登場人物となっている名前が

再度挙げられていることから、続編との話もありますが、

実際どうなのでしょうか。

疾風ロンドと白銀ジャックについて。

 

両作品についてですが、東野圭吾先生の「いきなり文庫」化された作品となります。

 

白銀ジャックは、2010年10月5日に、

疾風ロンドは、2013年11月15日に刊行されています。

 

どちらもジャンルはサスペンスとなり、

スキー場を舞台とした物語が展開されることになります。

 

さて本題となりますが、

疾風ロンドが白銀ジャックの続編ではないかと言われる理由について、

白銀ジャックの登場人物となる根津昇平及び瀬利千晶が、

そのままの名前で疾風ロンドに登場しているためです。

 

名前が同じであれば、まさに物語が繋がっている、

一種の続編であると考えてもそう違和感はないかと思います。

 

疾風ロンドは、白銀ジャックの続編か!?

 

結論から申し上げると、疾風ロンドは白銀ジャックの続編であると言われていますが、

設定等が修正されています。

 

確かに根津昇平及び瀬利千晶という登場人物が両作品に登場しますが、

設定において違う点があり、その理由で続編であるものの

完全な続編というのがちょっと無理があるのかなと思われます。

 

白銀ジャックの根津昇平は、

新月高原スキー場のパトロール隊員であり、かつ元スノーボードクロスの選手となりますが、

疾風ロンドでは、

里沢温泉スキー場のパトロール隊員で、元スノーボードクロスの選手となっています。

 

また白銀ジャックの瀬利千晶においては、

スキー場近くの居酒屋でアルバイトをしているスノーボーダーですが、

疾風ロンドでは、

根津昇平と幼馴染で、大会に出場するために里沢温泉スキー場へ来ている

スノーボード選手となります。

 

2人の登場人物で、瀬利千晶への設定改変が顕著ではないでしょうか。

 

居酒屋でアルバイトしている、言ってしまえばフリーターのスノーボーダーですが、

疾風ロンドでは、プロのスノーボード選手にまでなっています。

 

根津昇平に関しては、パトロール隊となる職場が違っていますし、

疾風ロンドでは、瀬利千晶の幼馴染となっています。

 

ともあれ両作品に興味がおありでしたら、

映画の劇場公開の前に読書してみるとよろしいのではないでしょうか。