遊戯王は、初代となる武藤遊戯の物語から始まり、

伝説となる数々の物語を紡いでいくことになります。

 

初代に焦点を当てた遊戯王映画は、いくつかありますが、

初代たちの原作後のアフターストリーを踏んでいったのは

今回が初めてではないでしょうか。

 

この記事は、ネタバレや感想を中心に記述していきますので、

ご注意願いたいと思います。

映画『遊戯王』のネタバレ・感想について。

 

まず本作の遊戯王は、初代の原作、アニメファンにとりかなり騒がれていた

作品ということもあり、非常に懐かしい気持ちで視聴することができました。

 

ATM(アテム)が去った後の世界で、武藤遊戯たちは、

高校卒業を控えた最後の年での物語となっています。

 

序盤においては、武藤遊戯は、杏子をはじめ、城之内、本田と共に、

卒業後のこと、夢について語ることになります。

 

杏子は原作通り、ファッションデザイナーになることを語り、

城之内はプロデュエリスト、本田は実家の稼業を継ぐことになります。

 

そして武藤遊戯は、実家のゲーム屋の仕事をしつつ、

オリジナルのゲーム開発し、ドイツのコンテストで優勝することが夢と語ります。

 

次に学校内のシーンに移るわけですが、

本作のラスボスとなる藍神の登場です。

 

主人公らと同じクラスにいることになりますが、

なぜか藍神という名前以外の情報が思い出せません。

 

その謎は、物語の中盤以降明らかになる、

PVで見せたキューブの力(シャーディーが与えた)による

情報操作の力のなせる業となります。

 

このキューブを使い、武藤遊戯や獏良といった千年アイテムの所持者に対して

復讐?を遂げることになってきます。

 

デュエル1 海馬社長VSアテム(脳内)

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シーンが切り替わり、ここから社長メインで物語が進行することになります。

 

アフターストーリーでは、新型のデュエルディスク開発が進んでおり、

人間の脳内とコンピューターを繋ぐデュエルディスクを海馬コーポレーションの総力を挙げて

取り組んでいます。

 

海馬社長の脳内にあるアテム(闇遊戯)とデュエルさせることに成功させています。

 

初代の遊戯王では、ライフは2000ポイント、後半では4000ポイントとなりますが、

このデュエル以降ではすべて8000スタートとなっています。

 

アテムはブラックマジシャンはじめ専用魔法、トラップを軸としたテクニカル戦術、

また海馬社長はブルーアイズホワイトドラゴンなどの

ドラゴンを多く組み込んだパワーデッキで、熾烈な戦いを繰り広げます。

 

原作コミックやアニメの延長という感じで、

物語後半のデュエルと比べるといたってまともだと思います。

 

アテムは、ライフぎりぎりの状態で海馬社長をあと一歩まで追い詰めますが、

海馬社長の魔法・トラップの反撃で、ブルーアイズの餌食となってしまいます。

 

海馬社長曰く、このアテムは所詮過去の遺物であり、本物には全く及ばないと言っています。

 

そしてアテムが冥界に去ったあの場所で、千年アイテムの発掘し、

再びアテムを現世へ蘇らせるため奔走することになります。

 

デュエル2 海馬社長VS藍神

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海馬社長は、アテム復活のため、ついに散らばった千年パズルのピースの発掘に成功します。

 

しかし、自らの野望のためアテムの復活を阻止するために、

藍神が邪魔に入ります。

 

キューブの力で、人間の脳内へ干渉する力も、

海馬社長の新型デュエルディスクの科学力で相殺、

千年パズルのピースをめぐり、デュエルで決着をつけることになります。

 

そしてこのデュエルでは特殊ルール、次元領域デュエルというものが採用されます。

 

通常高レベルモンスター召喚には生贄(今の時代ではアドバンス召喚)が必要ですが、

それが全く必要なく、かつモンスターカードの攻撃もしくは防御の数値を自身の精神力で、

自由に操作できるというもの。

 

初代の遊戯王では、バトルシティ前では、生贄なしが当たり前だったので、

その点について違和感はなかったものの、

精神力でモンスターのパワーが上下するというのは驚きました!?(上限はモンスターカードの数値の範囲内ですが)

 

そしてモンスターがやられてしまうと、その数値分が自身へのダメージになってしまいます。(まさに闇マリクが愛用した闇のゲームそのものですね)

 

デュエルの内容ですが、藍神のヴィジャムデッキにより海馬が窮地に立たされるものの、

最終局面デッキからカードを引くことをやめ、

アテムの記憶に眠る神のカード(オベリスク)を地面から!?ドロー、そして召喚し、

あと一歩のところまで藍神を追い詰めるに至ります。

 

地面からドローと言うのは何を言っているのかわからないと思いますが、

管理人もよくわかっていません。

 

ありのまま起こったことを紹介していてるだけで、

凄まじい展開を本編で確認していただきたいところです。

 

ただ海馬社長&オベリクスのコンビが映画で観れて、嬉しかったことは間違いないですね。

 

そして海馬社長が、あと一発攻撃が入れば、勝利の間際で、

藍神は千年パズルのピースを一部すり替え、奪い逃走することになります。

 

海馬社長は、その後、宇宙ステーション!?へ向かい、

360℃立体スキャンによる技術を用い、武藤遊戯が8年かかってくみ上げた、

千年パズルをわずか1時間足らずで修復することになります。

 

ただ千年パズルの最終段階、ピースのすり替えで、

残るピースが足らずに修復がとん挫してしまい、藍神の捕獲に乗り出します。

 

デュエル3 武藤遊戯VS藍神

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海馬社長は、千年パズルの残されたピースを回収するため、

藍神と武藤遊戯の捕獲に乗り出します。

 

そして新型デュエルディスク発表会と共に、

アテム復活を図ろうとします。

 

デュエル間では、武藤遊戯は藍神によって獏良が攫われていることもあり、

獏良開放をかけてのデュエルとなります。

 

なお藍神と戦うということは、次元領域デュエルとなります。

 

武藤遊戯は、最初こそ戸惑うものの、

ブラックマジシャンやブラックマジシャンガールの原作カードたちをはじめ、

そしてマジシャンガールの亜種によるデッキで立ち向かいます。

 

おそらく初見であろう、藍神のヴィジャムに苦しめられますが、

武藤遊戯のトリプル無限トラップにより、藍神のライフを0にして勝利するに至ります。

 

トリプル無限トラップですが、バトルシティ編のアテムVSマリク器による、

オシリスの天空竜攻略に使用された系統の無限コンボを思い浮かべるといいかと思います。

 

本当に無限コンボ(ハメ)って恐ろしいなと感じました。

 

デュエル4 武藤遊戯VS海馬社長

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さて、藍神を制した武藤遊戯と海馬社長とのデュエルです。

 

海馬社長ですが、勝利すれば千年パズルを完成させ、その器も併せて、

アテム復活を果たせるリーチ状態ということで、かなり気合が入っています。

 

海馬社長はこの機に事前に評判になったブルーアイズの上位互換となる、

ブルーアイズオルタナティブホワイトドラゴンや

ブルーアイズカオスMAXドラゴン、

そしてネオ・ブルーアイズアルティメットドラゴンらを召喚し、

まさにドラゴン三昧の超豪華なデュエルを行います。

 

海馬社長そのものとカードパワーに圧倒されながらも、

武藤遊戯の十八番となるカード効果、魔法、トラップを駆使し、

お互いあと一撃を喰らえばライフ0にまで追い詰めます。

 

しかしここで闖入者、藍神になります。

ただし、キューブの力に取り込まれ、異形の化け物にクラスチェンジを果たしています。

 

デュエル5 武藤遊戯&海馬社長VS異形藍神

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このデュエルでは、1対2となり、ここから超展開へと進むことにあります。

 

お馴染みの次元領域デュエルで戦うことを強いられますが、

ヴィジャムの最終形態に至るコンボが完成し、

まさにギリギリの状態にまで追い詰められます。

 

そして異形藍神はまず武藤遊戯から葬ろうとしますが、

なんと海馬社長が身を挺して、かばうことになります。

 

海馬社長が退場することになりますが、

武藤遊戯へ千年パズルを渡して、アテムを呼ぶように進言します。

 

謎理論によって、再び千年パズルにアテムの魂が呼び起され、

本物のアテムが現世へ復活を果たし、異形藍神を倒すことになります。

 

なおネタバレ度が高いと思いますが、

デュエル1で紹介したようにアテム(社長の脳内設定)のように

セリフを吐いてくれることは一言もありません。

 

そして藍神を倒すと、再び冥界へ帰ることになります。

 

本作における海馬社長のアテム愛

(宇宙ステーションや軌道エレベーター、新型デュエルディスク開発)がすごいことから、

両者の会話シーンがなかったのは非常に惜しい感じでした。

 

決戦その後について。

 

この大きな騒動の後については、

武藤遊戯たちはそれぞれの道へ歩み、杏子にとっては夢を叶えるために

海外へ留学の旅へ進むことになります。

 

海馬社長ですが、今回の藍神の次元領域という概念から、

技術開発を進歩させ、次元領域シミュレーターなるものを作り出します。

 

海馬社長がこのシミュレーターを用い、

冥界へ旅立ったアテムを追い、古代エジプトへ旅立つという超理論を展開。

 

そして海馬社長とアテムが相まみえたところで、

映画が終了するに至ります。

 

物語序盤であれば、なんとか話についていくことができましたが、

後半になるとまず映画を一度観ただけでは、全く意味が分からなかったというのが、

正直な感想ではないかと思います。

 

それでもいちファンとして、また初代遊戯や海馬社長らにスクリーン上であえて、

嬉しい気持ちでいっぱいでしたね。

 

本作はそういう人のためのものであると言えることから、

敷居の高い映画に仕上がっていたはずです。

 

とにかく原作を上回らんばりの超理論は苦しかったものの、

映画で観れてよかった、そんな作品と感じます。

 

これにて映画のネタバレと感想を終了したいと思います、

ブルーレイやDVDでもまた販売されるでしょうし、

是非とも遊戯王を知っている人であれば一度視聴していただきたいものとなります。